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山田洋次 [ザ・グレイトコーチ]

  
 日本を代表する映画監督山田洋次さんは、その多大な作品への評価を
 
上げるまでもなく、その活動について国内外から絶賛されています。

映画製作以外にも、脚本家として、大学教授として活躍中です。

代表作「男はつらいよ」シリーズでは、山田組と称されるように

俳優やスタッフたちが一丸となって制作するチームのリーダーとして、

渥美清を主役に27年間48作品の映画を作り上げました。

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また、「おとうと」 「かあべえ」 や「武士の1分」など最近の作品に

限らず一貫して「家族」をテーマに制作してきました。

そのことについて山田監督は、次の様に話しています。

“僕は、映画というものは基本的に家族・家族関係を描くものだと
 自然に思うようになりました。”

“戦争を描くとか、ギャングややくざ者を、描くという発想はないです。”

“しかし今は、家族の状況が変わり『家族をする』ことをしなくなった。”

 映画に映し出されていた時代を振り返ると、家族だけではなく、

親戚や近所の大人が子どもたちを育ててきた時代がありました。

また現在、大学で学生たちと一緒に映画を製作したり、大学院で教壇に立っています。

最近の若者たちについて、

“若者は、コミュニケーション能力が低いという。

でも僕の実感では、引き出す機会に恵まれていないだけだ。 

力を引き出す場を、与えることが必要だ。”

さらに、

“コミュニケーションも、言葉で教える時代になったかもしれない。”

“だとしたら、僕らもちゃんと言葉で教える努力が求められるだろう”

 と、つよい思いを語っていました。

 


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