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倉本總 [ザ・グレイトコーチ]

北海道富良野で創作活動を続ける脚本家・演出家である倉本總氏の活躍は、
他の分野に及ぼす影響が大きい事も知られています。                        
                                                    
                                        
役者や演出家を育成するための「富良野塾」、自然に学ぶ「富良野自然塾」が氏の別なドラマとして注目されている訳で、社会に向けて大きな貢献を果しています。
プリンスホテルのゴルフコースが閉鎖され、その跡地を自然に返す事業として環境教育事業を行っています。子供たちが五感を育てるのに必要な場を自然の森に求め、その再生を目指して植林を行っています。文字やドラマの中の言葉にとどまらず、現実の活動に結び付けている姿勢に感銘を覚えます。
「グレイトコーチ」の質問を、23年前の文章に見つけました。

1984年 富良野塾 開塾起草文 抜粋  倉本總
 知識と知恵はどっちが大事ですか。
 理屈と行動はどっちが大事ですか。
 批判と創造はどっちが大事ですか。
 あなたは感動を忘れていませんか。
 あなたは結局何のかのとと云いながら、
 わが世の春を謳歌していませんか


2010年3月 富良野塾は閉塾します。
                                                                                                                

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安藤忠雄 [ザ・グレイトコーチ]

安藤忠雄の作品の中に身を置いた時に感じる心地よさを、風景にとけこんだ自然との調和があるからといいます
プロボクサー(リングネーム:グレート安藤)で得たファイトマネーをもとに、世界中を見て回りコルビジェにあこがれ建築を独学で志して今日に至る活躍をしています。光の教会、水の教会、地中美術館など、建築の外観や内部に計算された美しさと機能性を設計する世界的建築家であり都市計画家として名声を博しています。
                                    
人が集まって感性を磨くこと、感性をはぐくむ場所を作ることが彼の哲学にあります。
熱弁を振るう姿を見聞きしますが、彼のアイディアを言語化することから始まります。
図面におこして、大勢のスタッフや建築工事現場の人たちの手を経て完成に至る過程で100%以上を求める厳しさもあります。コンクリートの表面にこだわり、基礎からやり直す徹底した仕事をしてきました。
出現した建築物が、そこを訪れる人との対話の場所であるといいます。
自分で考える、感性を磨くことが出来る場所を作り出しているのです。


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稲盛和夫 [ザ・グレイトコーチ]


生き方―人間として一番大切なこと

一昨日、京セラ名誉会長稲盛和夫氏の講演を聞く機会がありました。財界の重鎮として名声が高く著書がベストセラーに並ぶ人気のある方ですから満員で800人くらいの人がその会場を埋めていました。
講演のテーマである人材育成について、氏の人生哲学について多くを語っていました。
親から教わってきたことや、同郷の西郷隆盛の言葉「敬天愛人」に基づいて、「人間として何が正しいか」ということを全ての判断基準にして来た。人間として正しい事が何かというと、自我に向いた利己の心を抑え他人を思いやる「利他の心」を持ち続けることである。いつもこの事を社員に語り、徹底させて行動規範にもなっている。 人材育成は、そんなに難しい事ではない。専門知識を教える事に併せ、経営者と同じような考え方を理解する人を育てる事である。人間として生きていく哲学を学ぶ事によって、利他を思いやる心が大きくなって正しい判断が出来る。
                                        
育てる人が愛情を持って部下を育て、自分も成長していく。                                                           

稲盛氏は、若いころ部下に対しきびしく野蛮なほどにきつく叱っていた。部下にとってはたまったものじゃないのだが叱り終わった後に、部下の肩をポンと叩いて、ニコッと笑って「頑張れよ」といって終わる。あふれる愛情があって、叱っていたことなのだと言っていました。

コーチは褒めるだけではありません。目的を持って叱るのは大切なスキルです。
部下を思いやる心を持って共に成長し続ける事は、コーチのコア・コンピテンシーでもあります。


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小澤征爾 [ザ・グレイトコーチ]

2006年の体調不良による休養を忘れるほどに、今夏マエストロの精力的な活動が伝えられています。オペラを通して若手の演奏家を育てる音楽塾オペラプロジェクトの演奏会、名誉町民として長野県山ノ内町での22回目の中学生との交流音楽会と続いて、いよいよ8月15日からサイトウ・キネンフェスティバル・松本が始まります。小澤征爾の歴史に、3人の師が語られます。斉藤秀雄、、バーンスタイン、カラヤンのもとで才能を磨き、音楽の実験を続けながらクラシック音楽の学びを聴衆にむけて提供し感動を与えて今日に至っています。恩師の冠を持って世界に活動するサイトウ・キネン・オーケストラが、音楽を学ぶ演奏家たちの理想の交響楽団となってその名声を高めています。

オーケストラは、楽器演奏の技術と感性をあわせ持つ優れた演奏家集団をまとめる技術を持って彼らを率いることの出来る指揮者のもとで成り立ちます。指揮者が振る手の動きに合わせて演奏をする指示待ち奏法では、オーケストラは成功しません。個々の奏者が指揮者によってその能力を十分に引き出されることにより、自ら進んで奏でる音や旋律が一体となって完成された音楽となります。

小澤征爾の伝えるメッセージが、楽団員の感性を刺激し心に伝わるシンフォニーを生み出しています。

リーダーの持つマネジメント力や、コーチングのコミュニケーション力を偉大な恩師から学び、師を超えて演奏家を育てることに情熱をかたむけるエネルギーはますます盛んです。

 


「長嶋茂雄」 [ザ・グレイトコーチ]

天才的スーパープレイヤー時代、巨人軍監督の第一期、第二期と数々の業績を残して国民的英雄として親しみを込めて「ミスター」と称される長嶋さんに、かって1,2度お会いし短い会話を交わす機会がありました。回りの人たちに笑顔を絶やさずに接しているその時にかかさないのは、「アイコンタクト」でした。話し手にしっかりと目を向けて受けとめる会話の中に「キャッチボール」があります。「いわゆる~ですね」、「ええ」、「まあ~そのー」など皆さんがよく知る長嶋語の中にそれを発見できます。

ひらめき野球、カンピューター野球と揶揄された頭脳的采配は、類まれな脳内スピードの速さにあると言えるでしょう。ひらめき気づきが、セルフコーチングとなってその人の行動変容を起こす事がショッチュウありました。

メジャーリーグで大活躍の松井秀喜を、ドラフトで選択し巨人軍入団以来世界に羽ばたくプレイヤーに育てたのその人でもあります。数々の名選手に師と仰がれ、厳しさと愛情を込めて育ててきました。7月日経新聞「私の履歴書」は、長嶋茂雄連載でした。野球界の伝説と言われるほどの多くのエピソードを語っていた中に意外な事実を知りました。それは、「若いころから花屋に憧れたほどの花好きだった。キャンプでも宿舎に着くとまず花屋に飛んで行った」そうです。花に心の慰めと安らぎを求めていたと記しています。

野球人生を語るかたわらに、人間愛がタップリあふれて益々魅了されました。


The Great Coach [ザ・グレイトコーチ]

賢人の知恵と科学の力でコーチングが体系化されて、この10数年の間に世界中に広がりました。プロフェッショナルコーチ達が、職業としてのその地位を確立して今日も活躍しています。
古今東西、人々の成長に携わりその業績を持ってリーダーとしての名声を高めてきた人達に学ぶことは、今のコーチにとっても掛け替えのない事です。

各界の著名な人や歴史上の人物の中に、その人となりを垣間見てキーワードを発見しコーチングの理解を深める事も一つの方法でしょう。
コーチとしての素質を自然に備えたネイティブコーチや大活躍中のスーパーコーチ達をしのぐ、誰でも知っている偉大なる人物に「The Great Coach 」の賞賛をもって称えましょう。


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