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小澤征爾 [ザ・グレイトコーチ]

2006年の体調不良による休養を忘れるほどに、今夏マエストロの精力的な活動が伝えられています。オペラを通して若手の演奏家を育てる音楽塾オペラプロジェクトの演奏会、名誉町民として長野県山ノ内町での22回目の中学生との交流音楽会と続いて、いよいよ8月15日からサイトウ・キネンフェスティバル・松本が始まります。小澤征爾の歴史に、3人の師が語られます。斉藤秀雄、、バーンスタイン、カラヤンのもとで才能を磨き、音楽の実験を続けながらクラシック音楽の学びを聴衆にむけて提供し感動を与えて今日に至っています。恩師の冠を持って世界に活動するサイトウ・キネン・オーケストラが、音楽を学ぶ演奏家たちの理想の交響楽団となってその名声を高めています。

オーケストラは、楽器演奏の技術と感性をあわせ持つ優れた演奏家集団をまとめる技術を持って彼らを率いることの出来る指揮者のもとで成り立ちます。指揮者が振る手の動きに合わせて演奏をする指示待ち奏法では、オーケストラは成功しません。個々の奏者が指揮者によってその能力を十分に引き出されることにより、自ら進んで奏でる音や旋律が一体となって完成された音楽となります。

小澤征爾の伝えるメッセージが、楽団員の感性を刺激し心に伝わるシンフォニーを生み出しています。

リーダーの持つマネジメント力や、コーチングのコミュニケーション力を偉大な恩師から学び、師を超えて演奏家を育てることに情熱をかたむけるエネルギーはますます盛んです。

 


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